2016年、神戸を皮きりに始まった塩路講師のカット講習会。
1月25日には名古屋で今年最初の『工房』が開催されました。
何と、その受講生が過去最高の51名に達しました。
しかも、その日の天気は大荒れ。
雪のため、京都から名古屋までの新幹線は、
通常の4倍近い2時間以上もかかるという大ハプニング。
関西勢も10数名はいましたが、講習開始から1時間以内には全員が無事に揃い、
大きなトラブルも無く工房が始まりました。
一人の講師が50名以上もの受講生をどの様に指導するのか?
不思議に思われる方もおられますが、そこは塩路流。
何と受講生5名でつくる擬似サロンが10店舗出来上がります。
スタイリストと一言で言っても、技術レベルは異なります。
擬似サロンメンバー同士で協力し合い、他店と競争。
受講生はサロンメンバー皆が凝視する中、一人ずつカットをしなければなりません。
緊張感で手が震えない訳がありません。
技術だけではありません。
アシスタントやジュニアスタイリストから聞かれると想像される、
技術に関する質問が塩路講師から出ます。
しかし、その応答に納得できない講師はNGの連発。
ベテランスタイリストであっても、
解り易く的確に応えることの難しさを知る事になります。
昼休みも惜しみ、8時間近くに及ぶ『工房』も最後の土壇場に仕上げに対する厳しい指摘。
これでは終了できない、と最後の最後に講師の集中力溢るデモ。
そして、塩路流の素晴らしさを最後まで感じることのできる、
充実した名古屋工房の幕は降りるのでありました。
恒例の懇親会では、2月15日の京都桜工房での再会を誓う受講生も沢山おられました。
京都桜工房も受講お申し込みが50名を上回りほぼ満席状態ですが、
若干名であれば余席があります。
みなさんも工房の空気を感じてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます!
株式会社キノシタ 代表 木下郁夫
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